イエローナイフ(オーロラ)とナイアガラの旅➅ オーロラビレッジ2日目編 オーロラビレッジのイベントに参加
高村光太郎は自身の詩、【冬が来た】の中で言ってます。
きっぱりと冬が来た
と。
古今東西を通じて冬が来たことを表現するのに【きっぱり】という言葉を使った人は光太郎以外にいないと思うが、逆にこれほど冬が来たことを的確に表現した言葉はないんじゃないでしょうか。
そして、日本人の高村光太郎が言った【きっぱり】って言葉がこれほど合うところはなかろうってくらいきっぱりとした寒さのカナダのイエローナイフでのオーロラ見学も2日目を迎えました。
※イメージです
オーロラビレッジのイベント
初日と同じように他のツアー客と一緒に車に乗り込み、オーロラビレッジに到着しました。
この日は残念ながら到着時にオーロラが出ていません。
出現率が高いと言っても、必ず毎晩見られるわけではないんですね。
オーロラが出ていないと、正直言ってここにいる意味はほとんどありません。
ただのクソ寒い場所ってだけです。
しかし、こんな時でもオーロラビレッジのスタッフさんは参加者を飽きさせません。
ちょっとしたイベントで私たちを楽しませてくれます。
こういったイベントは普通、海外では現地の人が説明することがほとんどだと思います。
しかし、初日の記事でも書きましたが、ここではネイティブの日本人が日本語のみで説明してくれますので、置いてけぼりを食うことが全くありません。
まさに日本人の、日本人による、日本人のためのオーロラビレッジといった感じです。
イベント内容としては、極寒の地でしか経験できないあれこれを経験するってものでした。
まずは、濡れたタオルが本当に簡単に凍るのかという実験からです。
水で濡らしたタオルを絞り、端っこを持ってぐるぐると振り回します。
振り回すこと約10周。
簡単にパッキパキに凍ったタオルが出来上がりました。
なお、この様子は動画でしか撮っていなかったので、この記事に載せることができません。ごめんなさい。
お約束の凍ったカップラーメン
続いては、カップラーメンは商品サンプルのように凍らせることができるのか?
という実験です。
当然のことながらできます。
作り方はいたって簡単。
容器にお湯を注いで、3分待つとカップラーメンが出来上がります。
その麺をフォークで適量持ち上げて凍るのを待てば出来上がり!
なんですが、さすがに熱湯から作るので出来上がりまで1時間以上かかります。
そのため、あらかじめ作っておいてくれたものを手にして記念撮影です。
みごとに食品サンプルのように固まっています。
ちなみに、この時の気温は前日の-29℃よりは少し和らいで、-20℃ですね。
まぁ、どちらにしてもクソ寒いことには変わりありません。
お約束のバナナで釘打ち
続いて、昭和生まれの人なら覚えていると思いますが、自動車のエンジンオイルのCMでバナナが凍ってしまうような寒さの中でも我が社のエンジンオイルは凍らず、こんなに滑らかです、と謳っていたものがありました。
まさにその、凍ったバナナで釘を打つという体験をすることができました。
これも事前に凍らせていたバナナなんですが、カッチカチでほぼ凶器ですよ。
本当に釘がガンガン打てるんですから。
「食べたい人がいましたら、持って帰ってホテルで解凍して食べてもいいですよー」なんてスタッフが言ってましたが、凍らせてみんなで握りしめて釘を打ったバナナを誰が食いたいと思うんだって感じですよ。
そして、みんな同じ服を着ていますが、カルト集団ではありません。
オーロラビレッジ公認の防寒着です。
自前で持って来ている防寒着なんてここではあまり役には立ちませんから、ツアーに申し込むともれなく付いてくるこの防寒着を着ているわけです。
昼間に街を出歩くと日本人ツアー客はみんな同じ格好をしているのですぐにわかって便利ですよ。
で、
うすうす気づいてらっしゃる方もいるかと思いますが、このカメラ目線の男がいわゆるおかじぃなんですけどね、顔の下半分を覆っているフェイスマスクが白くなっているのが確認できるかと思います。
これは、鼻息が凍ったものなんですね。
普通に呼吸しているだけでドンドン凍っていきます。
ここでは目を閉じて呼吸していると鼻のすき間から漏れた息の水蒸気がまつ毛にくっ付いて凍り、目が開けられなくなることを発見しましたよ。
ちなみに、
フェイスマスクを取ると、近所で似ていると言われているのがこのキャラクターです。
ビッグボーイ公式Twitterより
ファミレス【ビッグボーイ】のキャラクターです。
この目のクリクリ加減が私に似ているらしいです。
彼にはボビーという名前があるそうで。
初めて知りましたけどね。
そして、
最近変更したブログアイコンはこちら
軽い気持ちで妻に「ブログとTwitterのアイコン変えたいから描いて」と言って出来上がった私の似顔絵です。
本当はペンタブレットで描いてほしかったんですが、まだ使い慣れていなくて自信がないとのことで紙に描くというアナログな感じになりました。
これはこれで味があっていいかなと、気に入っています。
手前味噌で申し訳ありませんが、かなり似てます。
これに20歳足したらもっと近づくでしょう。
このブログにもたびたび登場するお隣のギャルママのカシカシ(仮名)に見せたら「じぃさま(私のことをこう呼びます)以外に見えないでしょ」と言ってたそうな。
本題のオーロラビレッジ2日目。
結局この日は、全くオーロラを見ることが出来ず、イベントに参加したあとはティーピー(テント)の中であったかいものを飲んで過ごすだけになってしまいました。
他にもオプションで犬ぞりに乗ることもできたんですが、絶賛つわり(疑い)中の妻は当然乗り気なわけがなくおとなしくすごすにとどまりました。
せっかくの新婚旅行なのにすまん。
そんなこんなでオーロラツアー2日目がくれていきました。
つづく
イエローナイフ(オーロラ)とナイアガラの旅 目次
前回記事
ブクマより
ラムネ(id:yusansa1209)さん
オーロラは一年中見れるんですよ^^私もイエローナイフに行って初めて知りました。オーロラっていうとどうしても雪のイメージがありますよね。イワナの握りはサーモンのちょっと薄味って感じでした。おいしかったですよ。
塾パパ(id:jukupapa)さん
驚きました?〇まわりには二十歳の時に入りましたので、自分たちで舞台をやったりテレビなどのエキストラに行っていた程度なので、大したことはありません^^でも、一応役者志望でした。
あべちゅわ(id:kumabe22)さん
確かに!店内はブルーの防寒着を着た日本人しかいませんでしたので、あのまま放送したら「どこが秘境だ!日本人だらけじゃねえか!」とクレームが入ったことでしょう。名前とかは書かされなかったですけどね。
え~ちゃん(id:A---chan)さん
夏にみれることを知ってる人のほうが少ないですよね。富山でもオーロラ見れるんですか!!そっちのほうが驚きです。北海道は見れるって聞いたことがありましたけど。
チップ(id:chip39)さん
ばっさり全カットですよ。テレビ局側からしたら、タダ飯を食い逃げした青い服の日本人集団にしか思えないでしょうね。
ダメラボ(id:imbroke)さん
実はそうだったんです。子役で一番有名なのは蛍の中島朋子さんかな。大人も結構いるんですよ。柳葉敏郎さんと柳沢慎吾さんが始めて会ったのはひまわりだったりします。
でぼ(id:topisasby)さん、読者登録ありがとうございました。