イエローナイフ(オーロラ)とナイアガラの旅⑩ ナイアガラ初日編 ナイアガラの滝とナイアガラパークウェイ
極寒のイエローナイフで3日間を過ごした後、移動日1日があったので日本を離れて今日で5日目。
このころになると私の体にある異変が起こり始めました。
異変とは何か!?
実は、
私はひどいくせっ毛なんです。
中でも一番クセがひどいもみあげは、短いときはチリチリになり、伸びてくるとサリーちゃんのパパか電撃ネットワークの南部さんのように跳ね上がるやっかいな髪質なんですよ。
まぁ、ちょっと極端ですがイメージ的に、もみあげがこんな感じになるんですが、非常に乾燥している中で4日間を過ごしたせいか、さらさらな直毛になってきたんです!!
これは想像もしていなかったので驚きでしたね。
たしかに日本にいても夏場は髪の毛がウネウネして跳ねまくるし、冬場はサラサラでまとまりやすくなったりするんですが、さらに乾燥している環境に行ったことで今まで経験したことがないような髪質に変化しました。
髪に関していえば、ずっとここにいたい気持ちになりましたね。
シェラトン・オン・ザ・フォールズ
昨夜到着したシェラトン・オン・ザ・フォールズ(以下ホテル)でナイアガラ初日の朝を迎え、16階にあるレストランでまずは朝食を頂きます。
ホテルの位置関係はこのようになりますので、ナイアガラを見るには絶好のロケーションです。
16階のレストランからの景色がこちら
相変わらず見づらい画像ですいません。
これは、食事に行ったときにハンディで動画を撮影したものをパソコンで再生し、それをスマホで撮影したものです。
まぁ、席から窓越しにカナダ滝、アメリカ滝ともに良く見えるんだよということを伝えたかったと温かい心でご理解ください。
さて、
今日は朝から昼頃までガイドさんにナイアガラ周辺を案内をしてもらう予定です。
朝食後に部屋で準備を整え、ホテルの入り口でガイドさんと合流し昨日の小汚い車に乗り込み出発しました。
ナイアガラの滝
まずは車で行く必要がないくらい目と鼻の先にあるナイアガラの滝からです。
ホテルにいても瀑音が聞こえてましたが、間近で見ながら瀑音を聞くと、その迫力で恐怖すら感じます。
間近で見ると
すんごい迫力!!
見ていると吸い込まれそうな錯覚に陥ります。
とにかくとんでもない水量ですよ!
ちなみにオーロラを初めて見たときは、おぉっ!!と声が出るくらいの感動がありましたが、同じように昔から憧れていたナイアガラの滝は凄い!とは思いましたけど、オーロラのときのような感動はあまり感じませんでした。
もしかしたら、ナイアガラはオーロラと違ってここに来れば必ず見ることができるからかもしれません。
まぁ、あくまで個人の感想なので、ここにきてすごい感動をする人もいるでしょうし、そうでない人もいるんでしょうけどね。
でも、やっぱり理屈抜きに見られるのはうれしいもんです。
めったに見れるもんではありませんからね。
余談ですが、
ナイアガラの滝って滝の上から滝つぼに落ちると罰金を取られるって知ってましたか?
その昔、樽の中に入った女性がナイアガラの滝下りに挑戦し、見事に生還したのを機に10数名の強者がチャレンジしました。
中には亡くなる人がいるにもかかわらず、挑戦者が後を絶たなかったため、滝下りをおしたときは10,000カナダドルの罰金になったそうです。
これは、故意か事故かにかかわらずかかってくるので注意が必要ですね。
つまり、観光に訪れて滝を見ていたら、後ろからおかしなヤツにつき落とされ、そのまま流れて滝に落ちて亡くなったとしても、なんの落ち度もないまま罰金刑になるということです。
背後には気をつけましょうね!
仮の話はいいとして、そうはいってもやっぱりすごい!!
ガイドさんの話によるとあまりの水量で岩肌が削れ、1年で1メートルずつ上流に後退するそうなんです。
ただ、今は後退を防ぐために上流にダムを作って水量をコントロールしているんですけどね。
しばし上から眺めた後は華厳の滝のようにエレベーターを使って滝つぼ近くまで下りていきます。
これまた、すごいド迫力です!!
水というより何かの塊が落ちてきているような感じが視覚的にも音的にもします。
朝一で行ったせいかガラガラで貸し切り状態なので、飽きるまでずっと最前線で見ることができました。ラッキー♪
ナイアガラパークウェイ
ナイアガラの滝を後にし、続いて向かったのが【ナイアガラパークウェイ】です。
ナイアガラパークウェイは、滝から下流に向かって川沿いをずっと走るドライブコースです。
なんでも英王室の方が「世界一美しいドライブコース」と称賛されたそうです。
たしかに景色もいいですし、途中にある古いイギリスの街並みを再現した一角は庭もきれいに整備されていて、穏やかに時間が流れているようでしたね。
さらに下流へ行くとフローラルクロックという世界一大きな花時計があります。
大きさはというとこんな感じ
さすが世界一だけあってでかいです!
長針が下りてきたら打ち首にされるんじゃないかってくらい恐ろし気な時計です。
花はとってもきれいなんですけどね。
この花時計はとなりにある園芸学校の生徒さんが管理されているそうです。
この園芸学校は世界的にも有名らしく、イギリスの宮殿の庭師を何人も輩出していて園芸学校の中では世界的なエリートしか入れないんだそう。
ちなみに、
写真に写っているご婦人は妻ではありません。
夫婦で撮った写真もあるんですが、防寒対策を優先するあまりとても新婚旅行中とは思えない 服装だったので載せるのをやめました。
フローラルクロックを後にし、更に下流へと走っていきます。
しばらく進んでからガイドさんが車を停めて、「ここがナイアガラの滝が発生したといわれている場所です。ここで発生した滝は1年の1メートルずつ浸食していき、12キロ上流にある現在の滝の位置まで移動しました」と、対岸を見ながら説明をしてくれました。
相変わらず見にくい画像ですいません。
これも、パソコンで再生した動画をスマホで撮影したものになるんですが、赤い線の左右で法面が違うのが分かりますか?
左は斜面がなだらかで、木が生い茂っています。
右は急斜面で木があまりなく、岩だらけの地層が見えていますよね。
つまり、昔はここに滝があって、右側(上流)に浸食しながら移動していったってわけです。
12キロも上流に滝が移動していったって、よくよく考えたらすごいことですね。
ナイアガラ発祥の地を後にすると、ガイドさんがまだ下流に行くか聞いてきます。
体調がすぐれない妻を思ってのことかもしれません。
下流にはどんなものがあるのか尋ねると「200年位前のイギリスを再現した街並みがあるくらいですね」(的なことを言われたと思います。多分・・・)
街並みくらいだったら、さっきも少し見たし体調もすぐれないからいいかぁ。
と思い、ここからホテルのほうへ引き返していきました。
ここでちょっと話は変わりますが、前回記事のブクマでアメリッシュ(id:funyada)さんからこんなコメントをいただきました。
イエローナイフ(オーロラ)とナイアガラの旅⑨ ナイアガラへ移動編 - いまさらオヤジのポイ活日記と雑記
おかじいさん、懐かしい、カナダ側のナイアガラ近くのホテル、しばらく滞在したことがあります。そこから一時間くらい?ナイアガラ・オン・ザ・レイクという街に行かれてたらいいのですけど、とても良い街でした。
2020/04/17 12:08
この、ナイアガラ・オン・ザ・レイクという場所がわからなかったので、今回調べてみると、
な・なな・なんと!!
まさにこの先にあるイギリスの古い街並みじゃありませんか!!
しかもすごいキレイだし「ナイアガラに来たらここは絶対外せない観光スポットです♡」なんて書いてあるサイトまであるじゃないですか!!
ナイアガラ・オン・ザ・レイク 200年以上も前のイギリスの風景を今なお残す「カナダで最も美しい街」
どう考えても大失敗ですよ!!
しっかりと行っておけばよかった・・・
ガイドさんも体調と観光をはかりにかけてくれた上で、行くことを強く進めなかったんだろうけど。
恨むつもりはないが、行っておきたかったなぁ(´;ω;`)
結局、途中でお土産屋さんに立ち寄ったあと、ホテルへと帰ったのでした。
この日はそのまま部屋で体調回復をしながら窓から見える滝を見て暮れていきました。
つづく
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