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イエローナイフ(オーロラ)とナイアガラの旅① 成田空港編 東日本大震災で出国ラッシュ!

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2011年3月11日金曜日に東日本大震災が発生しましたね。

翌日の12日土曜日は各施設が大混乱で、中でも欠航が相次いだ成田空港は、出国をするため多くの人たちでごった返しました。

そんな中、13日の日曜日に朝から私たち夫婦はその成田空港に向かっていました。

 

なぜこんな日に成田空港に向かっていたのか?

 

なぜなら。

そう、私達夫婦の新婚旅行の出発日だったんです。

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最初に

この旅行記は9年前の旅行のことを当時を思い出しながら書いていきます。

当時の旅行ガイドなどの資料もなく、写真もかなり少なめ(理由は後述します)なのでもしかしたら記憶違いで矛盾することも出てくるかもしれません。

その点についてはご了承いただき、暖かい目でみていただけると幸いです。

 

イエローナイフへ

自宅を出発

成田発の時間が19:00頃の予定だったので当初は、自宅を昼過ぎに出発し、ゆっくりと向かおうと思ってたんですが首都高速が一部通行止めになっていたため、渋滞が起こってもおかしくないと思い朝から出発することにしました。

 

神奈川県央地区からですと東名高速道路から首都高速3号線を通り、都心環状線からレインボーブリッジ経由で湾岸線に抜けるルートを通るのが一般的ですが、この時は新木場と葛西の間が通行止めになっていたため、湾岸線に抜けることが出来ない状況でした。

なので、都心環状線から首都高速7号線を通り、京葉道経由という初めてのコースで成田空港に向かいました。

 

結果、どこにも渋滞はなく昼前に成田空港に着くことが出来ました。

 

車は、帰国後に1泊すれば駐車料金は無料になるというホテル(名前は忘れました!)に事前予約のうえ駐車し、そこからシャトルバスにて空港へと向かいました。

 

成田空港にて

私達が到着した13日はまだ空港内は混乱していました。

このころになると、福島第一原発の報道が多くなってきていて、日本を離れようとする外国人で空港内はあふれ返ってました。

そういえば、義母が働いていた会社で何の連絡もないまま外国人の方が勝手に国に帰ってしまって、えらい困ったって話をしてましたな。

 

とにかく、これから出発までの約7時間を過ごさなければなりません。

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今なら成田山新勝寺にでも行って、航空博物館や道の駅で時間を潰すことができる余裕があるんですが、当時のわたしにはそんなことを考えることはできませんでしたね。

 

空港内はロビーからショップまでどこに行っても人、人、人です。

飲食店もごった返していたので、インタチェンジを降りる直前にサービズエリアで昼食を取ってきたのは正解でした。

 

なので、ますは空港内のレンタルの携帯ショップに向かいます。

当時はまだスマホが出たての頃で、私たちはガラケーを使っていました。今ならスマホを海外に持っていくのは当たり前ですが、当時は海外で携帯が使えないと思っていたので、レンタルの携帯を予約していました。

すでに手続きと支払いは済んでいたので、なんなく借りると出発までやることはありません。

 

空港内は当然広いんですが、なにせ人が多い!!当日のキャンセルチケット待ちをしていると思われる人がロビーをせわしなく歩き回っています。

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加えて、1週間ほど前から妻の体調があまりよくありません。

実は帰国後に検査をして確定したのですが、このとき妊娠をしていてつわりが始まっていたんです。

初産でしたが、妻は「多分間違いない」と最初から言ってました。

せっかくの新婚旅行なのにすまない・・・

 

そんなこともあり、デカいキャリーバッグを転がしながらウロチョロするわけにもいかないので、端っこでじっと座っていることにしました。

 

しかし、動かなければ動かないで気が滅入ってくるらしく、「少し歩きたい」と。

 

お土産店や書店などをしばらくウロウロして、疲れたら休んだりを繰り返してようやく出発時間の19時が近づいてきたと思ったら、出発時間が遅れるとのアナウンスが入ります。

つわり真っただ中の妻はゲンナリ・・・。

目に見えて疲れが溜まっていくのがみえます。

 

結局2時間近く遅れて21時頃にやっと搭乗できました。

 

いざ搭乗!

イエローナイフへの直行便は成田にはありませんので、バンクーバー経由になります。

エア・カナダに乗り込むと、座席はビッチリと埋まって満員御礼です。

完全に出国ラッシュですね。

 

そして、いざ!

バンクーバーに向け出発!!

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離陸してからしばらくすると水平飛行になり、ホッと一息、落ち着いてきました。

結局、成田空港で9時間あまりを過ごして、2人とも疲れはててしまってます。

本当はグッスリ寝たいと頃なんですが、1つ心配事が出来てなかなか寝付けません。

 

心配事とは、

この時点で2時間くらいの遅れなんですが、バンクーバーに到着したあと約1時間後にイエローナイフ行きの飛行機が出発 の予定なんですよ!

どう考えても間に合わない計算ですね。

このまま到着しても、すでにイエローナイフ行きの飛行機は1時間も前に出発しちまってるってことです。

 

幸い、食事を運んできてくれたCAさんが唯一の日本人だったので、バンクーバーから乗る飛行機のチケットを見せ、「これに乗る予定なんですけど、この飛行機、2時間遅れで出発したけど大丈夫なんですか?」と聞いてみたんですね。

 

そしたら、そのCAさんがジッとチケットを凝視したあと思いっきり同情を浮かべた目でこちらを見て、「あらららら、ちょっと大変だけど頑張ってね」的なことを言ってスッと立ち去ったわけですよ!

 

「えぇっ?そんなことってある?」

 

なんて思って引き留めようとしましたが、スタスタ歩いて行っちゃいました。

 

そして、行っちゃった先で男性CAさんと「oh!  It's  funny!!   HA   HA   HA」なんて談笑し始めちゃってるじゃん!

いやいや、もうちょっとこっちの心配してくれよ!

旅に慣れてなくて、ただでさえ不安がいっぱいなんだから!

次に乗るの飛行機だって同じエア・カナダなんだから、なんかしら連絡とってくれてもバチは当たらんと思うぞ。

 

「えぇい!!もうどうにでもなってしまえ!!」

こうなったら現実逃避のふて寝しかすることはありませんから、毛布かぶって寝ちまいました。

 

離陸から9時間余りが経過して目が覚めると、だんだんとバンクーバーが近づいてきました。

まだ、乗り継ぎの飛行機があるのかどうか確認がとれていません。

 

果たして、バンクーバーでの乗り継ぎはうまくいくんでしょうか!?

 

・・・つづく 

 

 

 

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