運動会シーズンになりました!!あなたは写真派?動画派?それとも肉眼派?
朝晩はめっきり涼しくなり、秋っぽくなってきましたね。
そろそろ子どもの運動会というご家庭も多いのではないでしょうか?
我が家の小学2年生の長男(こーこー)が通う小学校では9月28日の土曜日に行いました。
私の生息地である神奈川県は晴天に恵まれすぎて、ちょっと暑すぎる感じでしたが雨よりは全然いいですよね。
美白が売りの私の腕がこんなんなってますゎ。
今回の記事は子供の運動会と家族のことしか書いてません。
今まで以上に読んで役に立つ情報は皆無です。
それでも、しゃーねー読んでやるよって方にお付き合いいただけるとうれしいです。
場所取り
みなさんの小学校でも朝から場所取りで並ぶ習慣はありますか?
後から聞いた話ですが、こーこーの小学校でも6時半の開門を待たずに、先頭の人は3時半から並んでいたそうです。
残念ながら私は並ぶ気なんて全くありません!!
なぜなら、そんなことしなくても十分見れますから!
私は第2次ベビーブーム真っただ中の生まれなので、運動会なんて言ったらトラックの周りを埋め尽くすほどの生徒がいましたが、今はそれに比べて生徒数が半分以下なので向こう正面の幅30メートルくらいで全学年が収まっちゃうんですよ。
ということは、正面の本部席の横や両サイドのカーブはすべて父兄席なわけですね。
なので当然そこも父兄で埋め尽くされるわけもなく、一歩下がった位置からでも十分見ることができるんです。
なんであんなにむきになって並ぶのか理解ができません。
余談ですが・・・
最近の子供の過保護っぷりってどうなんでしょ。
こーこーの学校では、運動会の時に生徒席には全学年が収まるようにテントが設置されます。
子供たちは競技に参加しているとき以外は日陰で座って見学します。
親はずっと日向で我が子が出てくるのを待つわけです・・・。
これでいいのかなぁ。
なんか腑に落ちないんだよなぁ。
子供のころ「安全ピンは危険だから外してくださいね~」っておばちゃんに満面の笑みで言われた時くらい腑に落ちない感じ。
子供の頃っていえば、今じゃ考えられないけど運動会っていうと、おとっつぁんたちは朝からビールを飲みだし、完全に酔っぱらってろれつが回らない状態で、くわえタバコで「おら~!!らんばれ~!はすれ~!」なんて腕をグルングルンぶん回してたイメージだけど、自治会の運動会と記憶が混じってるかな?
昭和の話なんでその時代を知る人は少ないと思いますが・・・。
話がだいぶ逸れましたが、ようは生徒数が少ない学校では早朝からの場所取りなんて必要ないってこと。
それよりも重要なのが
我が子の出番をどう見ますか?
これですよ!
子供が大きくなってきたので、数年前に一眼レフを買ったんですが、付属のレンズだと望遠がきかず、近くで撮ってもイマイチだったので、お小遣いをせっせと貯めて少し望遠がきくレンズを買いました。
かなりしっかりと撮れるようになり大満足です。
なので調子こいてビデオカメラ用と合わせて3脚も2つ買ってしまいました。
とりあえず道具は揃ったので今日はフル装備で観戦です!
さぁ、こーこーの最初の種目は徒競走です。
今年は妻がPTA本部に所属していて、正面の本部席に入れるためビデオカメラを3脚ごと渡しましたが、「こんなんいらんよ」とせっかく買った3脚を外されてしまいました!!
せっかくこの日のために準備してきたのにと思いつつ、目に涙をいっぱいに溜めながら「よろしくお願いいたします」と精一杯の笑顔で託してきました。
気を取り直して、私は一眼レフカメラを持ってゴール地点に向かいます。
ゴール地点には仲良しご近所さんの背が高い脚立があります。
空いてるときは勝手に使っていいからね。と温かいお言葉を頂いていたので、早速使わせてもらいます。
友人の脚立に登り、スタンバっていると、徒競走が始まりました。
カメラを構え、こちらも準備万端です!!
次でこーこーの順番!!ってときにトラブルが発生!!
オートフォーカスのピントが合わず、レンズが目まぐるしく動き始めました。
正直言ってあまりカメラは詳しくないのでパニックです!!
ハーフシャッターでなんとか合わせようとアタフタしていると、こーこーがスタートしてしまったではありませんか!!
とりあえずカメラを向けますが、ボケボケで何も見えません(涙)
もうヤケクソでとにかくシャッターを目いっぱい押し続けます。
なんとかゴール直前でピントが合いシャッターをきれましたが、1枚だけ。
なんてこった。
走ってる姿がなんも見えなかった・・・。
ショック・・・。
どんな走りをして、何位だったのか、なんもわからん。
こんなときには「自分の目で見ておけばよかった」って思ってしまいます。
が、見ておくだけだとやっぱり後々写真を撮っとけばよかったと思うでしょう。
みなさん、運動会ってどうされてます?
写真、ビデオ、肉眼を選ばなければならないとき、どれを選びます?
それとも2つを同時に行う知恵ってお持ちですか?
お持ちでしたらご教授願います。
さて、
家に帰ってから妻が撮ったビデオを見てみると、
なんと!!・・・
長男こーこー
ここで、長男のこーこーを少しだけ紹介させてください。
長男こーこーは自閉症と発達障害で知能の遅れもあります。
5歳までほとんどしゃべることができず、普通の幼稚園に入ることができなかったため、担任の他に補助の先生が各教室にいる幼稚園に年中さんから入りました。
補助の先生が各教室にいるので、どのクラスにも障害を持った子が一人か二人おり、児童みんながそういう環境に慣れているためあまり偏見をもたず、しっかりしているお姉さんタイプの女の子が面倒を見る構図も自然にできていたため随分助けてもらいました。
今でも大変感謝しています。
そんな彼は1年生だった去年は勝ち負けの概念がまだあまりなかったためか、スタートのピストルが鳴ってもニコニコと周りに笑顔を届けながらダントツのビリでゴールしました。
一緒に走った子の倍くらいの時間をかけて・・・。
それでも支援クラスの先生からは「練習の時は一度も一人でゴールできなかったので、今日は一番の出来です!!褒めてあげてください!」と言ってもらえました。
親ばかな私は帰った後こーこーに「あっち行け!!!」と言われるまで抱きしめながら褒めちぎったのは言うまでもありません。
そして今年。
出番前に入場門で待機しているこーこーを見つけ、「こーこー!がんばれよー」と声をかけるとなにやらブツブツ言っています。
近づいて聞いてみると、まっすぐにゴール地点をにらみ
「ボク、負けないぞぉ!!」とすんごいやる気が!!
おっ!!!なんか見たことないこーこーだな!!今年はやってくれそうか!!
なんて思いながらゴール地点でスタンバった挙句の果てが私の大失態なわけですよ。
そして妻が撮ったビデオに戻りますが、スタート地点でスタンバイしているこーこーがいます。
すると、後ろの女の子がこーこーに何やら話しかけながら前ならえするように両腕を振っています。
声は聞こえませんが、「この線の中をまっすぐ向こうに走るんだよ」と言ってくれているように見えます。
おそらく間違いないでしょう。
本当にこーこーは友達に恵まれています。 感謝です。
そして、子供にありがちな右手右足が前に出る独特の構えをすると、ピストルが鳴り勢いよく飛び出します!!
もともと運動神経はそんなに悪くない(親バカ)ので、いい線いってます!!
5人中4位で走ってます!!
おおおおお~~~っ!!!いっけぇぇぇぇぇぇぇ~~~!!!
と興奮しながら観ていたら、ゴール前でスピードを緩めるタイミングが早すぎ、ゴール直前で抜かれてしまい、惜しくも5位という結果・・・。
なんてこった!!
悔しすぎる・・・。
けど、ビデオの続きを見ると本人は落ち込んではいません。
むしろ満足げな笑顔でゴール後の待機場所に座っています。
本人的にきっとやりきったんでしょう。
病気が分かった時は、人と比べるのはやめよう。
こーこーが精いっぱいやっていることを応援してあげようって思ってましたが、やっぱりこういうときは親バカががっちり顔を出し、勝てるかも!!なんて考えちゃうんですね。
恥ずかしながら、いくつになっても大人になれません^^;
さて、こーこーははにかんだような笑顔で画面に映った自分を観ています。
この徒競走だけでも大きな感動をもらえたし、大きな成長を見ることができたので、家族みんなで拍手をおくりましたよ。
ダンス
もう一つ、大きな成長を感じたのがダンスです。
なんの曲で踊るかと言うと、
お魚くわえたどらネコ(^^♪のサザエさんと
ひょっこりひょーたんじーま♪
です。
なんでまたこんな昭和な曲をチョイスした??
ひょうたん島なんて私でもリアルタイムで観ていませんよ。
米津玄師やジャニーズなんかのナウい曲がいくらでもあるだろうに。
まぁ、仕方ない。選曲はさておきダンスです。
ひょうたん島の海賊をイメージして頭にターバンのようなタオルを巻いています。
こーこーは背が高い方なので、こういうときは正面から見づらいのが難点です。
なんとか目を凝らして見ていると、しっかりと振り付けを覚えていて周りの子と同じように踊ってます。
むしろ、ちょっと食い気味に踊ってます。
位置を移動するときもしっかりとついていけてる感じです。
いいぞ!!
表情も楽しそうに笑っていて余裕すら感じます。
最後はクラス全体で固まって撮影用に父兄に向かって手を振って終了です。
やりきりました!!
やはり息子だけでなく、クラス全体として2年生になると1年生とは比べものにならないくらいに、まとまっていい演技ができるもんですね!!
またまた拍手
演技が終わると退場になるわけですが、去年のこーこーは二人の子に両腕を引っ張られながら退場してましたが、途中で転んで膝をすりむき、泣きながら退場するというハプニングとなりました。
今年はみんなと同じペースで笑顔で走り、余裕の退場です。
まだまだ家では甘えてくることが多く、ついつい甘やかしてしまっていますが、親が思っている以上にやれることが増えていてビックリです。
きっと先生方の苦労や努力は想像以上でしょう。
大変感謝しています。
同じくらいこーこーの頑張りにも感謝したいと思います。
こんなに小さかったのに立派な小学生になったね。
これまでのように癒し系愛されキャラのまま成長することを願いつつ。
親バカなバカな親の戯言に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。