桃狩りと山梨県立富士湧水の里水族館「森の中の水族館」に行ってきました!!
結局、前回記事から1週間空けてしまったあげく、お盆に行ってきた小旅行のことを今更書いてみます。
関東にお住まいの方なら知っている人が多いと思いますが、山梨県の勝沼町はフルーツ王国と呼ばれるくらい果物の栽培が盛んな地域で、桃、ブドウ、など様々なフルーツ狩りをすることができます。
ワイン用のブドウ栽培も盛んで、マンズワインやメルシャンを始め多くのワイナリーがあり、ワインを試飲できる工場見学が人気を集めています。
私も一度仕事で行ったことがありますが、なかなか面白いですよ。
仕事でなかったら、もっと面白かったろうに・・・。
さてさて、そんな勝沼町にいつもの仲良し3家族、総勢14名で桃狩りに行ってきました!!
桃狩り
神奈川からだと圏央道から中央自動車道を通れば、順調にいって1時間ちょっとなんですが、そこはお盆真っただ中の8月13日。
出発予定の9時に渋滞情報をネットで確認すると、既にルートは渋滞で真っ赤っか!!
まぁ、想定内なので迷わず一般道ルートを選択します。
国道412号線から413号線(道志道)を通り、富士五湖の一つ山中湖へ。
山中湖から138号線に移り河口湖から137号線に移れば勝沼町まで一本道です。
プチ渋滞などもあって、結局3時間ほどかかって予約済みのとある桃園に到着しました。
受付を済ませてから、フロアマットが土と埃まみれのくたびれたワゴン車に乗り込み、桃畑に移動します。
お盆というと桃狩りもシーズン後半です。
桃の木には申し訳程度にしか実が残ってません。
写真の通り葉っぱだらけです。
それでも子供たちは初の桃狩りということもあり、大はしゃぎで「これがおいしそう!!」「これが大きい!!」と競いながら持ち帰り用の桃を選んでましたね^^
小学生以上は2個持ち帰れるプランなので、結構な数になります。
一通り取り終わったら再びくたびれ切ったワゴン車に乗り込み農園まで戻ります。
片道5分ほどでしたが、本当にほこりだらけで鼻炎持ちのわたしにはめっちゃつらかった・・・。
さぁ、気を取り直して、農園では、すでに収穫済みの桃が食べ放題のため、早速いただきます!!
自分で食べる桃は収穫済みのものを自分で選ぶわけですが、桃のことなんてなんも知らんのに、まぁ、みんなで上から下から舐め回すように見て選びます^^;
私も傷んでなさそうなのを適当に選び、ナイフで皮を剥こうとすると、桃を持った感じがまずもって硬い!!
ちょっとこの時点で嫌な予感でいっぱいです。
わかりますでしょ?おいしい桃ってナイフと親指の腹で皮の端っこをつまんで、引っ張るとそのままスーッと皮が剥けてく感じ。
んで、柔らかい実が現れて甘~い汁が桃を持つ指に流れてくる感じ。
当然それを期待しているわけですが硬い・・・。
ダイジョブかな?
意を決して、ナイフを入れて・・・入れ・・・いれ・・・て・・・
一刀目、硬くて入らないやん!!
そんなことってある??
仲間たちを見ても、みんな眉間にしわを作りながら、まるでリンゴを剥くがごとく桃をクルクル回しながら一心不乱に桃の皮を剥いています。
私もなんとか剥き終わり、一口パクリ。
う~ん・・・。
甘みもなければ汁っけもない・・・。
これは本当に桃なのか?
農園が「もぎたて食べごろの桃食べ放題!!」とHPでうたった桃なのか?
悲しすぎる・・・。
ごめんよ。こどもたちー!!
なんて思ってましたが、子供たちは意外とこっちがおいしい、こんなんがおいしいと
情報交換しながら楽しんで食べてくれました。
結局、見た目がきれいなものはイマイチで、所々傷んでいるもののほうが熟していて、おいしいことが最後のほうでわかってきましたが、そのころには腹も膨れてきてほとんど食べれませんでしたね。
残念。
妻に至っては、1個も食べれなかったと言ってました。
本当は、農園のHPをリンクでドーンと貼り付けて、ここがおススメ!なんてやりたかったんだけど、これで載せたら営業妨害って訴えられそうなので、「とある農園」にとどめておきます。
シーズンど真ん中では、きっとおいしい桃を提供していることを願いつつ。
唯一の救いはシーズン始めのブドウが売られていて、それがめちゃめちゃ美味しかったのでお土産に買えたことかな。
富士湧き水の里「森の中の水族館」
桃狩り終了後は、山中湖と河口湖の間にある森の中の水族館に行きました。
場所は忍野八海に程近いところにあります。
www.morinonakano-suizokukan.com
無料駐車場が100台あり、私が行ったお盆時季でも余裕をもって停めることができました。
入場料は大人420円、子供200円とかなりリーズナブルです。
館内に入ると、源流、上流、中流を階段式に設置した水槽があり、それぞれエリア別に上からイワナ、ヤマメ、オイカワなどが展示されています。
他にもフナやナマズなど淡水魚を中心に展示されていました。
そして、館内中心にドーンと鎮座しているのが、二重回遊水槽です。
たくさんの魚が泳いでおり、大きな魚が小さい魚を食べるシーンでも見れるんじゃないかと思いましたが、実は二重構造になっていて、円の内側に小さい魚が、外側に大きな魚が泳ぐことで、共食いの残酷シーンを免れています。
水槽内の水が富士山の雪解け水を使用しているため、透明度が高く、水槽の説明を見るまでは二重構造に気づきませんでした。
それほど水も水槽もきれいに保たれてます。
こちらの水槽では、ニジマスや北海道にしかいない貴重なイトウを見ることができます。
館内の二階へ上がるとパソコンで魚の絵を描いたりするコーナーやシアターホールなど学習できるスペースが多くありましたが、その中でも子供たちに一番人気だったのが、みなさんご存知の【ドクターフィッシュ】です。
ちょっとアングルが悪いですが、水槽の上から指を入れるとガンガン寄ってきて指をショワショワしてくれます。
あれ、本当にくすぐったいですよね^^
でも、やみつきになります・・・。
さて、この建物は外に大きな池があり、建物の下まで池があるのですが、池を中からみるとこんな感じになります。
これ!!なかなかいいですよ。
畳もあって、靴を脱いで寝転がってみることもできます。
1メートルを超える【ソウギョ】とキャビアでお馴染みの【チョウザメ】が泳いでます。
外からだとあまりよく見えないんですが、ここからならばっちり見ることができます。
水は館内と同じく富士山の湧き水なので透明度は抜群ですし、外から差し込む太陽光で何とも言えない幻想的な景色がみられます。
そして、ここではチョウザメに触ることができるんです!!
池とは別の、水槽と言うかプールというか分かりませんが、1メートル超えのチョウザメに触ることができます。
もちろん噛みついたりしませんので、お子さんでも安心して触れますので、訪問して際には体験されることをおススメします。
館内を一通り見終わると、子供たちは飽きてきますが、心配いりません。
外には公園があります。
ロープで出来たツリーや山の斜面を利用した滑り台のほか、くるぶしが隠れるくらいの池があります。
子供たちは服を濡らしながらジャバジャバ走ってますが、ご多分に漏れずここも雪解け水なのでめちゃくちゃ冷たいです。
夏しか入ることはできないでしょう。
夏でも、濡れてしばらくするとかなり体が冷えてきますので、あらかじめ水着を用意するか着替えを持っていくことをおススメします。
結局、ここには3時間ほどの滞在になりました。
1日レジャーの半日は十分過ごせる施設だと思います。
水族館といっても淡水魚しかいませんので、種類が多くいるわけではありません。
しかし、上でも書いたようにチョウザメが泳ぐ太陽光が差し込む池を水中の高さから見れたり、触ったりできる水族館はなかなかないと思います。
また、記事には書き切れていない見所もまだまだあります。
富士山の近くに観光に訪れた際には少し寄り道してみてはいかがでしょうか。