私の「座右の銘」その3を紹介します。 これが実践出来たら素晴らしいが・・・。【刻石流水】
今回で3回目になる「座右の銘」のご紹介です。自分で言うのもなんですが、かなりカッコいい言葉です。
座右の銘とは?
座右の銘とは、
常に自分の心にとめておいて、戒めや励ましとする格言。
出典 三省堂大辞林 第三版について
とあります。
時には自分の言動を律する言葉であり、時には自分を励ましてくれる言葉にもなります。
そんな私の座右の銘を今までに2つご紹介しました
どちらも自分を律するのに必要な言葉ですが、これからご紹介する座右の銘は自分には一番重く感じています。
3つ目の座右の銘
かけた情は水に流せ。
受けた恩は石に刻め。
これは長野県上田市にある前山寺の石碑に刻まれている言葉ですが作者は不明です。
四文字熟語で表すと「刻石流水」と書きます。
人の助けとなることをしたことは水に流し、人から受けた恩義だけは石に刻んで絶対に忘れてはならないという意味ですね。
この言葉に初めて出会ったのは、ハッキリとした記憶ではないのですが、所ジョージさんが司会の「笑ってこらえて」という番組の「日本列島ダーツの旅」で、行った先の村人のおばちゃまがスタッフに「座右の銘は?」と聞かれて答えていたと思います。
その時にやはり、心にドーンと響いた記憶があります。
この言葉を実践するのは難しいですね。
みんながこういう気持ちを持って生活すれば、人間関係や仕事、学校がうまくいくのかなぁと思いますが、自分だけで実践するとただのお人よしになる可能性があります。
私は人のために何かをすることに抵抗はありませんが、お人よしになる気はサラサラありません。
私だって人間ですから、何かいいことをすれば評価されたいし、ほめられたい気持ちは当然ありますが、そこはグッとこらえてなるべく忘れるようにしています。
逆に、人から受けた恩は絶対に忘れないよう日頃から心がけて生活しています。
みなさんには人生の岐路に立った時や、壁が立ちふさがったときに救ってくれた恩人はいますか?
私には公私に渡って大変お世話になった恩人がいました。
その人に出会わなければ今の職場で働くこともありませんでしたし、妻と結婚することもなかったでしょう。
まさに大恩人です。
その方にはお世話になりっぱなしでなんの恩返しもできないまま2014年1月に57歳という若さで亡くなってしまいました。
よく芸能人が結婚したりすると「〇〇ロス」という表現がされますが、私は5年たったい今も恥ずかしながら「ロス」状態にあります・・・。
その方の命日と春、秋のお彼岸の年3回は欠かさずお墓参りをさせていただいています。
そんなことをしても恩返しになっていないのは重々承知ですが、せずにはいられないんですよね・・・。
今の私にできる精いっぱいのことだから・・・。
最後に
みなさんにも「座右の銘」なんて堅苦しい言葉でなくてもいいので、自分の人生を豊かにしてくれたり、心に響いた言葉を思い返してみることをおすすめします。
今回は話が重くなってしまいました。
すみません。
また、楽しい記事を書いていきたいと思いますが、たまにこんな重い話をしてしまうのでそのときはお付き合いください。
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