おススメ映画のご紹介!! ネタばれしない程度に名シーンを語りたい! 「アンタッチャブル」
今観ても面白いおススメ映画その① アンタッチャブル!!
こう見えてもわたくし、若かりし頃俳優になりたくて劇団で芝居をしていたことがあるんですゎ。
今は全く観なくなってしまいましたが、当時は映画とビデオ(懐かしいぃ~)合わせて年間で300本くらい観ていましたね。
その頃観てた映画で特にお勧めしたい作品をご紹介していきますよ~。
アンタッチャブル
ストーリー
1930年禁酒法真っただ中のアメリカ・シカゴは、密造酒や密輸した酒で大儲けしているギャング、アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)が支配していた。
見かねた連邦政府は財務省のエリオット・ネス捜査官(ケビン・コスナー)を現地に派遣し、取り締まりを強化することにしたが、警察までカポネに買収されていたので捜査は進まない。
仕方なくネスは、警察との連携を諦め独自のチームを作ることにする。
まず、最初に買収され腐敗した警察の中で正義を貫く老警察官のマローン(ショーン・コネリー)。
次に、マローンがスカウトした新人警官で拳銃の名手、ジョージ・ストーン(アンディ・ガルシア)。
最後に、ネスと同じ財務省で経理を担当していたオスカー・ウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)
この4人でカポネに立ち向かっていくのだが、正面からいっても勝ち目はない。
そこで、カポネが無収入ということで税金を払っていないことに目をつけ脱税容疑で立件する作戦にでる。
名付けて!
脱税容疑で立件する大作戦!!・・・
・・・
・・・
・・・
はいっ!!
その後、なんやかんやありまして、裁判に持ち込むことになったが、判決やいかにっ!!!
ってとこでしょうか。
真ん中へんを詳しく書いちゃうとネタバレするので、これくらいがいいでしょう。
さて、この映画のシビれるシーンは・・・。
シカゴ・ユニオン駅
詳しく書かなかった中盤のとこですが、ちょっと状況を書いちゃいます。
カポネの帳簿係がシカゴ・ユニオン駅から列車に乗る情報を得たネスたちは待ち伏せします。
帳簿係が来る時刻が迫ったとき、大きな荷物を抱えたママさんが乳母車(ナウく言うとベビーカーね)を押してやってきました。
銃撃戦になるかもしれないので、一刻も早く立ち去ってもらいたいが、大きな荷物を抱えているうえに当時のくそ重い木製の乳母車とあってなかなか階段を上ることができないママさん。
ネスは手を貸すために行こか戻ろかしていたが、豪を煮やし飛び出してってお手伝い。乳母車を階段の中段あたりまで運んできたところで、カポネの帳簿係がやってきた!!
いかにもアメリカ映画らしいタイミングですね!!
そして銃撃戦となったところで手を放してしまい、階段を滑り落ちていく赤ん坊を乗せた乳母車。
乳母車に必死で手を伸ばすが、全く届かず、一歩も動けないママさん!
そして、スローモーション‼️
乳母車がもう少しで階段の下まで落ちるぅ~
ってとこで、銃声を聞き駆けつけたストーンが2丁の拳銃を持ちスローモーションで走ってきます‼️
1丁の拳銃をネスに投げ、乳母車の下にスライディング‼️
ストーンは体で乳母車を受け止め、照準はしっかりと帳簿係を捉えている・・・!
ストーンさん、かっけー!!
サイコーにかっけー!!
このワンシーンでワタクシ、アンディガルシアにベタ惚れしてしまいました。
主演のケビン・コスナーを完全に食っちまいましたね。
たまんないっす。
それでは、最後に主要キャストをご紹介しときます。
キャスト
ケビン・コスナー
ダンスウィズウルブスやロビンフッドなどの代表作がありますが、一番有名なのはJFKでしょうか。
個人的にはあんまりこの人の芝居って好きではないんだけど、シルバラードっていう映画で二丁拳銃の名手の役をやってたのが一番よかったかなぁ。
ショーン・コネリー
言わずと知れた初代ジェームス・ボンドですね。
実はジェームス・ボンドを演じているときから既にヅラだったと聞いて結構ショックを受けた記憶があります。
アンディ・ガルシア
この作品で最も輝いていた(と思う)俳優。
ゴッド・ファーザー パート3で3代目を継ぐ貴重な役どころを演じて名をはせました。
ブラックレインで松田優作に首を切られるマイケル・ダグラスの部下を覚えている方がいるかと思いますが、それが彼です。
ロバート・デ・ニーロ
私が最も影響を受け、一番好きだった俳優。
ゴッド・ファーザー パート2では初代ゴッド・ファーザーのマーロン・ブランドの若かりし頃を演じてアカデミー賞の最優秀助演男優賞を獲得しています。
この作品では、カポネに容姿を近づけるため、デップリと太って髪の毛を抜いて撮影に臨みました。
左は本物のアルカポネで右がロバート・デ・ニーロです。
普通は禿ヅラを使うと思いますが、地毛を抜いてます。
恐ろしい役者魂!ですね。
のちにハリウッド俳優たちはこぞって、役に見た目を近づけるやり方をマネしました。
そのため、この役作りは「デ・ニーロアプローチ」と呼ばれるようになりました。
このころの映画については、かなり熱く語りたくなるほうなので、またご紹介したいと思います。
記事のカテゴリーが色々増えてきちゃいましたが、タイトルの最後が「雑記」となっていますので、お許しください。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
最後に肩の力を抜いてぽちっとしてもらえたらサイコーっす!!