自転車の後輪を外してタイヤとチューブを交換する方法
手数料や取り付け費用を払うことに抵抗がある方ってどれくらいいるのでしょう?
お金に余裕がある人は自分であれこれするより、お金を払ってやってもらったほうがいいって方が多いんでしょうかね?
私は、裕福でないけど貧乏ではない、でも節約を常に心がけている親をもったせいか修理や取り付けの手数料を払うのが好きではありません。
できることは自分でやってしまいたい性格なので、色々してきたことに驚かれることが多々あります。
自分でやってみると意外と簡単にできるものが多いので、逆になぜやらないのか不思議なくらいです。
今回は子供の自転車がパンクしたので、タイヤとチューブ交換の手順を書いておきます。
機会がありましたら参考にしてみてください。
長男コーコーが4歳のときに買った自転車で、現在は次男サクサク5歳が乗っています。
買ってからそろそろ4年ですが、子供の自転車初心者あるあるの通り、止まるときはフルブレーキでタイヤをロックさせるため、磨耗が激しいです。
写真の通りタイヤの溝はおろか中の繊維が見えていて、パンクしたときも近所の子がフルブレーキしたときにチューブまで擦りきれたという状況です。
なので、チューブの穴を塞いだところでその回りの部分も薄くなっているであろうと思いタイヤとチューブの両方を交換することにしました。
早速取りかかります。
後輪の取り外し
まずは、タイヤを外すために銀マットを敷いて、自転車をひっくり返して乗せます。
前輪はナットを二個外せばすぐに車輪が外せますが、後輪はチェーンやブレーキがあるので、ちょっと面倒ですね。
まずは、チェーンカバーを外してからチェーンを外します。
バラしていくときは、もとに戻すときのためにネジを緩める前に写真を撮っておくことをおすすめします。
シャフト部分のネジ1つ取るだけで、そこには自転車本体、ワッシャー、スタンド、泥よけなど様々な部品が絡んでくるので、必ず写真を撮っておきましょう。
次にブレーキにかかります。
左手でブレーキレバーを握ると、後輪のところで引っ張られるワイヤーがあります。
そのワイヤーとドラムブレーキを繋げているネジとブレーキドラムと車体を繋ぐネジを外します。
ワイヤーとブレーキドラムを外したら、車軸の後ろにある後輪を前後に調節するネジをとります。
このネジは両方をバランスよく締めないと後輪が曲がってついてしまったりする重要な部品だと思うのですが、近所の自転車を何台か見たところ片側にしかついていなかったり、両方ともついていなかったのが不思議でしたね。
最後に左右の車軸のナットを交互に緩めます。
このとき、必ず写真を撮って戻す順番を確認しておきましょう。
銀色のブレーキドラムがあり、次に緑色の車体、ワッシャー、スタンド、ワッシャー、泥除けの順に車軸に入っています。
後輪が外れました。
専用工具は持っていないので、マイナスドライバーなどを使ってリムからタイヤを外していきます。
タイヤとチューブが完全に外れました。
ここからは今までとは逆に取り付けていきます。
まずはタイヤとチューブからです。
元々は黄色の帯が入ったタイヤなのですが、そこそこ値段が変わるので真っ黒のタイヤで我慢してもらいました。
修理後、さくさくにタイヤの色が違うけどって言ったら「パパが直してくれたんだからそんなんいいよ!」と可愛いことを言ってくれました。
はい!!バカ親は承知してます。
チューブは空気を入れるバルブから位置を合わせていきます。
これをしておかないと空気が入れられません。
そして、チューブをタイヤの中に入れながら少しずつホイールの中にタイヤを入れていきます。
このときの注意点!!!
ちょっと見えにくいですが、ホイールに完全に入ったつもりでも中のチューブが出てきていたりします。少し空気を入れてみてチューブが出てきていたり、形がいびつだったりしたときは空気を抜いてタイヤの形を整えて空気を入れなおしてみましょう。
なんどか繰り返すうちにタイヤの形がなじんで、しっかりとホイールにはまります。
綺麗におさまりました。
後輪を車体に戻します。
このときの注意点!!!
車輪を戻したらネジ止めする前にチェーンをギアのところにかけておきましょう。
私はこの工程を忘れてスタンドなどをネジ止めしてしまい、もう一度バラすはめになりました。
チェーンはすぐに戻しましょう!
バラしたときの写真を参考にしっかりネジ止めしていきます。
そして完成です!!
快適な乗り心地のようです^^
初めての修理でしたが、所要時間は約1時間20分くらいでした。
この時間でできるなら修理の手数料払うよりはお得かな。
なお、修理過程は自己流なので自分で行うときは自己責任において行ってください。
もし破損等があっても責任は負えません。
ちなみに、前回は自転車つながりで自転車保険の記事を書きました。
よろしければご参考に覗いてみてください。
なお、本文の作業は自己流のため同じ作業を行ったことによる事故、破損、けが等につきまして一切の責任を負えません。
自己責任において作業していただきますようお願いいたします。