ベースとドラムの変態的な超絶テクニックが楽しめる曲をご紹介!!
最近、Twitterでの交流時間が長くなってます。
もともと、ブログを投稿したときにお知らせして、流入があればいいな、くらいの気持ちしかなかったので、1年近くほぼ放置してました。
しかし、いろんな人たちと繋がって交流を持つようになって、いろんな学びであったり気づきをもらえるようになった今、Twitterが非常に大きなウェイトを占めるようになりました。
とはいえ、勤め人であり家族もいるので、一日中画面を見ている訳にはいきませんけどね。
そんな中で、ブログとTwitterの両方で大変お世話になっていて、現在、はてブ砲4連続被弾中の絶好調男、赤兎馬さん(id:sekitoba1007)とTwitter(@selitoba1007)で懐かしのバンドの話で盛り上がっていたときにこんなことを言われたんですよ。
是非ドラマー目線で見たオススメ曲なんか紹介してほしいですね!ただ、やってみて思ったんですが、書き易いけどめちゃくちゃ時間かかります😂😂
— 赤兎馬(せきとば)@ゆるいオヤジはてなブロガー (@sekitoba1007) 2020年6月7日
ドラマー目線てほどの経歴はないんですが、中学2年から高校3年までの5年間、ドラムをやってまして4つのバンドをかけもちしていたのは知る人ぞ知る情報です。
それを知った、赤兎馬さんが「一緒にロック記事書こう」と私をそそのかし、誘ってくれたので今回はベースとドラムのリズム隊の超絶変態プレイを紹介してみますよ。
- Deep Purple-BURN
- Iron Maiden-Aces High
- MR.BIG-Shy Boy
- David Lee Roth-Just Like Paradise
- Motley Crue-Wild Side
- さいごに
まずはドラムの超絶プレイと言えばここから入らないわけにはいきません。
ディープ・パープルのBURNです。
Deep Purple-BURN
それまではベース、ドラムと言えばしっかりリズムを刻むことを生業としてましたが、このディープパープルのドラマー、イアン・ペイスがこのBURNで頑張ってしまったがために単なるリズム隊の域を越え忙しい職業にしてしまったと言っても過言ではないでしょう。
残念ながらこの動画ではプレイしているところを見ることはできませんが、ドラムを中心に聴いてもらえれば超絶変態っぷりは確認してもらえるかと思います。
リズム楽器であるドラムをなぜここまで忙しく叩かなければならなかったのかは不明ですが、その理由を理解するとXジャパンのYOSHIKIさんのようになれるのかもしれませんよ。
そしてもう一人
海外にもイアン・ペイスの魂を受け継いだ(知らんけど)ドラマーがいます。
Iron Maiden-Aces High
それがこちらアイアン・メイデンのドラマー、ニコ・マクブレイン
アイアン・メイデンの代表曲の一つであるこちらのAces Highでその変態っぷりを確認することができます。
まず、冒頭の部分からこれから自分が忙しくなることがわかっていながら、満面の笑みで前奏をこなしていきます。
そして、一気にテンポアップしていくと苦悶の表情でありながらも薄ら笑いを浮かべるという離れ業を惜しげもなく披露しています。
もう一人ここで注目したいのは、同じリズム楽器であるベースをつま弾いているスティーブ・ハリスです。
楽器の経験がない方にはギターとベースの区別がつきにくいかもしれませんが、この動画では青いギターのようなものがベースです。
ベースはギターと同じようにピックを使うか、指を2本使って弾くのが基本です。
それを踏まえたうえで観ていただきたいのですが、このスティーブ・ハリスは指を4本フル稼働して弦をつま弾いています!
TGCでステージの先端に来たモデルが涼しい顔して客席に顔を突き出すかの如く、スティーブ・ハリスも涼しい顔で前のめり。気分はデルモちゃん!
こんなタコみたいに指をチュルリラチュルリラ動かしててちゃんと弾けてるのかなと当時は思っていました。
とここまで書いてて思い出しました!
高校生のころライブをちょくちょくやっていたんですが、他の高校のバンドがこのAces Highを演奏してたんです。
歌も演奏も聞くに堪えない下手くそで、よりによってなんでこんな上級レベルの曲選んだ?ってレベル。
その中で、ベーシストだけが一人4フィンガーでタコさんチュルリラ奏法をしていたんです!
ライブハウスがちょっとどよめきました。
この動画そっくりの指の動きです。
しかも他のメンバーが下手くそだったおかげか、ベースだけはしっかり聞こえていて超絶プレイが耳に入ってきましたよ。
もしかしたら、このベーシストが選曲して周りが全くついてこれなかったパターンかもね。
話しを戻そう
こうして、彼もまたドラムのニコ・マコブレインに引きずられるように忙しいリズム隊の仲間入りを果たします。
もう一つ見ていただきたいのが、金髪サラサラヘアのボーカルのブルース・ディッキンソンです。
彼は歌が始まると同時にどこからともなく突然現れるんですが、注目すべき点は衣装なんです。
ちょっと見えづらいのですが、革ジャンと金髪の間から見え隠れするTシャツをご覧いただきたい。
胸のロゴをよ~く見ると、kyonの文字が見えますでしょうか。
そうです!
こんな硬派な曲を歌っているのにキョンキョンのTシャツを着て歌ってるんですね!
当時は驚きしかありませんでしたよ。
曲の終盤にきてもスティーブ・ハリスは涼しい顔でタコさんチュルリラ奏法を貫きますし、ニコ・マコブレインは、やってやった感満載の笑顔で叩き通しました。
きっとドM魂も満足したことでしょう。
MR.BIG-Shy Boy
ベーシストの超絶プレイと言えばこの人を外すわけにはいきません。
MR.BIGのビリー・シーンです。
ビリー・シーンはこのあとに出てくる、David Lee Rothバンドでメジャーになったベーシストです。
前出のスティーブ・ハリスのような忙しい系ベーシストではありません。
ギタリストに負けない超絶テクニックで目立ってやるぜ系ベーシストです。
そのことがよくわかるのが、この曲なんですがスタジオ音源の動画が見つからなかったので、ライブ音源でご覧いただきたい。
まずご注目いただきたいのはベースを弾く位置ですね。
そこかいっ!って突っ込みがきそうですが、どちらかというと下に方に構え、腕を伸ばして弾くことが美学とされているロック界にあって、1970年代のフォークギターのような高い位置で弾くことは非常に稀です。
バンドをやる人間なんてだいたいカッコつけマンが多いですから。
奏法についても語っておかないといけませんね。
さきほど言った通り、彼は忙しく弾くというよりテクニック披露型です。
ヴァン・ヘイレンはじめ、多くのギタリストが早弾きするためにライトハンドというテクニックを使います。普通ギターを弾くときはネックを左手で持ち、右手に持ったピックという爪で弦をはじいて音を出しますが、ライトハンドは左手でネックをもって右手の指でネック上の弦を叩いて音を出す奏法です。
これはギターの細い弦だから可能な奏法であって、ベースの太い弦では普通、音がでません。
ところが、ビリー・シーンはこれを変態的にやってのけます。
ギターのポール・ギルバートとのライトハンドのハモりは他ではなかなか見ることができない超絶プレイなので、一見の価値ありです。
この動画のベースソロの最後にはピッキングハーモニクスのようなキーンというカン高い音まで出しています。
このピッキングハーモニクスも普通ギターでしか出さない音ですよ。
あんな音を出すのは、やっぱりビリー・シーンしかいませんね。
David Lee Roth-Just Like Paradise
そのビリー・シーンの名を広めることになったのがこのデヴィッドリーロスバンドです。
その名の通り、ボーカルのデヴィッドリーロスを全面に押し出したバンドですね。
デヴッドリーロスは、名曲JUMPを収録したアルバム【1984】までヴァン・ヘイレンに在籍していました。
そのヴァン・ヘイレンを脱退したあと、超絶技巧派野郎どもを集めたのがこのバンドです。
デヴィッド・リー・ロスバンドが一番わかりやすいのが、このJust Like Paradiseといっていいでしょう。
一度見ていただくとわかりますがボーカルのデイブは自分が大好きです。
目立つことが大好きです。
その華麗なエンタテイメント性からダイアモンドデイブという愛称まであるくらいです。
それなのに超絶技巧派の面々を集めちゃったもんだから、みんなが目立ちたがっちゃってしょうがない!
「俺の超絶ベースプレイを披露させてくれい!」!とビリーが訴えたけど「僕より目立つのは、許さないもん!」とデイブが言ったかどうかは分かりませんが、認められず結局このバンドを脱退するという憂き目にあいます。
そんなことがありつつも残ったメンバーのドラマー、グレッグ・ビソネットはドラムソロの際にドラムをたたきながらドラムセットに上り一周回りながら演奏するという世界に類を見ない変態プレイを披露します。上の動画でこのように一瞬だけそのプレイを観ることができます。
おそらくですが、デヴィッドはやはり目を引く変態プレイをあまり見せると自分が霞むから嫌だけど、メンバーの希望も少しは聞いてやらんと、という親心からこのように一瞬だけPVで見せるようにしたんじゃないかと思われるわけです。
そして、この動画ではギターのスティーブ・ヴァイもやらかしてくれます。
ネックが2本あるダブルネックギターは見かけることがありますが、この動画にはネックが3本あるトリプルネックギターという変態的なギターが登場します。
こんなギターは初めて見たので、黒船が来た時くらいの衝撃でした。
これもなかなか目立つプレイだったせいか、このあと数年後にスティーブ・ヴァイも脱退することになっちまいましたね。
Motley Crue-Wild Side
最後にもう一人、変態プレイの見本のようなドラマーを一人。
モトリー・クルーのトミー・リーです。
彼はイアン・ペイスのようなテクニックがあるわけではありませんし、ニコ・マクブレインのように陽気に忙しいプレイをこなすわけでもありません。
では何が変態的かっていうと、視覚的に魅せる超絶プレイが変態的なんですね。
ドラムを叩くときにいちいち頭の上までスティックを振り上げてぶったたくドラミングはド迫力です!
そして、この動画ではとうとうドラムセットごと360℃グルングルン回りながらドラムを叩くという荒業を惜しげもなく披露してくれます。
当時はこんなことするバンドはなかったので、世界が度肝を抜かされました。当時の言葉でいうとクリビツテンギョウ!ってとこですかね。
ただ、私がバンドを組んでいた時に一番影響を受けたのが、このトミー・リーでして頭の上までスティックを振り上げたり、クルクル回したりしていたので友人から「お前は後ろに座ってるだけなのに一番目立つな」と言われたことがありました。
そう!実は何を隠そう私こそ変態プレイに一番憧れていたと言っても過言ではないでしょう!
ただ、残念なことに実力が伴いませんでしたので、今こうしてサラリーマン家業に精を出してる次第です。
もし私に才能と運があって、ドラマーとして世に出ていたら日本一の変態超絶ドラマーとなっていたことでしょう。
さいごに
今回は私自身の好みと偏見のみに基づいて書いてますので「あのプレイヤーが入ってねぇじゃねぇか!」「あのバンドを紹介してねぇじゃねぇか!」と言ったクレームには対応できませんので、ご了承ください。
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